メルスプラン誕生物語
2001年にスタートしたメルスプラン。
メニコンだけの、この新しいシステムは、
どうして生まれたのでしょうか?
その誕生の物語をご紹介します。
コンタクトレンズのユーザーが
抱えていた悩み。
メルスプランが生まれる前、コンタクトレンズを使うには、通常の商品と同じようにその都度購入するしか方法はありませんでした。
目への負担が少なく性能が良いコンタクトレンズほど価格は高く、また、度数が変わったり、調子が悪くなったりすると、新しいコンタクトレンズに買い替える必要がありました。
そこに問題がひそんでいたのです・・・。
これでは、いけない!
「高品質なコンタクトレンズを、金額を気にせず使用できないだろうか?」
「ガマンして使い続けることのない使用方法はないだろうか?」
・・・一方メーカーや販売店間の価格競争が激化し、医療機器としての正しい装用やケアの方法についてのユーザーへの啓発がおざなりにされるという状況も見受けられるようにもなりました。
瞳に直接触れるコンタクトレンズは
高度管理医療機器。
何より安全に、安心して使って欲しい。
メニコンは、コンタクトレンズメーカーとして、何とかこの問題を解決したいと考えたのです。
お客様から学んだ
コンタクトレンズの課題。
コンタクトレンズのユーザーが抱える問題に危機感を抱いたのは、当時眼科医として勤務していた田中英成(現メニコン代表執行役会長)でした。
お客様と直接向き合い、その悩みを知った田中は、解決に動き出したのです。
ゼロから考えて生まれた
“月々定額制”。
従来の流通方法を根本から見直さなければ、問題は解決しない!
メニコンは業界の常識を捨て、ゼロから考え抜きました。
そして出した答えが、「月々の定額制でコンタクトレンズを使用する」という、まったく新しいシステムだったのです。
お客様には、入会金を払って会員になっていただき、眼科医の処方のもと、
月々定額で最適なコンタクトレンズを利用できるようにしよう。
そして、お客様の視力の変化に対応するだけでなく、汚れや破損などコンタクトレンズの調子が悪くなった時は、眼科医の処方のもと、新品と交換できるようにしよう。
この画期的なシステムが普及すれば、誰でも高品質なコンタクトレンズを、
いつも安心して使用することができる、とメニコンは考えたのです。
2001年、ついに
「メルスプラン」誕生!
メニコンは、新しいシステムを「メルスプラン」と名付け、2001年、いよいよ市場に投入。
社内には不安の声もありました。でも、お客様の目の安全のために「成功させなければならない」という使命感の方が強かったのです。
「メルスプラン」という名前に
込めた想い。
メルスプラン(MELS PLAN)の“メルス”とは、
「Menicon Eye Life Support」の頭文字M・E・L・Sに由来します。
この名前には、お客様の健やかなアイライフを生涯にわたって
支えていきたいという願いが込められています。
大きな反響を呼んだ
「メルスプラン」。
メルスプランは、メニコンの直営店3店でスタートしました。
前例のないシステム。
はたしてお客様は受け入れてくださるだろうか?お客様への説明も、最初は少し遠慮がち。
しかし心配は杞憂でした。
メルスプランの説明を受けたお客様のほとんどが興味を示し、次々に会員になってくださったのです。
いちばんの理解者は、お客様でした。
予想を超える反響。
メルスプランを取り扱う店舗は順調に増え、お客様の入会申込書が次々と寄せられるようになりました。
コールセンターの整備など、メルスプランをスムーズに機能させるための体制づくりも進みました。
年を経るごとに選べるコンタクトレンズの種類も増え、メルスプランは、より利用しやすいシステムへと進化していったのです。
メルスプランの会員数は
135万人※を超えました。
メルスプランを語る時、ともすれば「定額制」という仕組みに目が向きがちです。
でも、メルスプランの本当の魅力は別のところにある、とメニコンは考えています。
※2023年10月時点
瞳にやさしい習慣づくりを、
メルスプランがお手伝い
メルスプランの大きな魅力。
それは、専門家に安心して相談できる環境があること。
眼科や加盟施設で、コンタクトレンズや視力に関して、正しいアドバイスが受けられる。
実は、これがコンタクトレンズを使う上で、とても大切なことなのです。
眼科で
メルスプラン加盟施設で
家庭で
コンタクトレンズは高度管理医療機器。
正しく使うためには、眼科医の処方や定期的な検査、正しい知識やアドバイスが欠かせません。
メルスプランには、これら大切なことが、その仕組みの中に、きちんと組み込まれています。
だから、瞳にやさしい習慣が自然に身につくだけでなく、たとえば、視力の低下や目の異常も早期に発見でき、大切な目を守ることにつながるのです。
※眼科での検査には、健康保険証が必要です。検査料は別途必要です。